OJT通信09作業時間を見積もるための訓練方法とは

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作業や移動時間が予測できるよになる面白い方法とは?

 

ここ数日、時間の重要性について、いろいろとお話させていただきましたが、

 

どうしたら、時間感覚を身に付けられるのか

 

というのが、次に考えられる悩みではないでしょうか。

 

日本の公共交通機関のように予定地に到着する際、

時刻表どおりにピタッと止まることができるような時間感覚の技を、

普段の業務で使うことができるようになれば、

スケジューリングをする際に、非常に有利&便利になります。

 

今回は、その練習方法の1つを紹介したいと思います。

 

練習は、いたって簡単です。

 

「これから行う作業時間を予想し、実際の作業時間と比較する」

 

ということです。

そして、

 

「比較した際の時間の差の原因を考える」

 

ということです。

 

たとえば、

パワーポイントの資料を5枚作成するとします。

その5枚を作成するのに何分かかるかを考えます。

 

作成を分解してみると、資料の構成であったり、各ページに記入する内容であったり、

実に多くのやらなければならないことがあります。

 

これらが、実際に何分くらいかかるかを、考えます。

 

また作業を行う際に、割り込みが発生するかもしれません。

どのような割り込みが想定されるかも考え、

作業時間に盛り込みます。

具体的には、他人からの問合せやトイレ休憩なども考慮することでしょう。

 

それらの検討結果として、パワーポイント5枚作成には、1時間かかる

 

というような結論を出すのです。

 

次に実際に作業をしてみると、パワーポイント5枚作成するのに

54分だったとすると、

 

どうして6分間短く予想したのかについて考えます。

 

ショートカットキーをつかったからなのか

予め、資料の作成イメージを考えたからなのか

 

などなど。

 

この、「どうして」の部分が大事です。

「どうして」を蓄積していくことで、自分の作業に対するリスクを

見積もることができて、

 

正確な作業時間をイメージすることが可能になるのです。

 

起床してから、会社に行くまで

ほぼ同じ時間でいろいろな用事を済ませることが出来ると思います。

それは、無意識のうちに、1つ1つの作業時間を把握しているからです。

 

それを、意識的に、仕事やそれ以外のことにも応用すればいいだけです。

 

まずは、駅までの歩く時間とか、遊びに行く場所までの時間のように、

仕事以外のところからスタートしても問題ないので

挑戦してみたらどうでしょうか。

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