OJT通信01:相手から奪っているものとは何か

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こんにちは。Keita(@keita4212)です。


今から10年前、初めて部下ができた時に
部下向けに「OJT通信」というのを作成していました。

毎日送信して200通以上になりますが、
役割変更などがあり、最終回を迎えた内容です。

ふとした時に10年ぶりに文書を発見。
記録として残したく、OJT通信という形で紹介したいと思います。

 

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相手から奪っているものとは何か

 

人は平等です。


あの人も、この人も、そして密かに恋をしているAさんも、
みんな平等です。

 

人の1日は24時間。
ある人は1日が36時間、ある人は18時間という事なく
きっちり24時間です。
誰、一人として違う人がおりません。

 

あなたと、誰かが同じ時間に何か作業をしているとしたら、
その誰かさんも、あなたと同じだけ時間を費やしています。


たとえば、レビュー作業に1時間かかったとしたら、
あなたと相手はそれぞれ1時間費やします。
2時間ならそれぞれ2時間です。

その分だけ、相手の時間を奪っているという事になります。

OJTのあなたからしたら、


レビューするにも、何をするにも、

右も左もわからないんだから、
時間がかかっても仕方ない。

 

先輩は後輩の自分を面倒見て当然だ

 

というような、反論があるかもしれません。
しかし、考えてみてください。

 

たとえば、1時間かかっていたレビューが、
30分で終わったとしたら、
あなたも相手もまるまる30分浮く事になります。

 

その30分を違う作業にすることもできますし、
新しいことを学ぶ事時間に費やすことも可能です。

そうやって、
時間をどんどん節約する事で、
全体の生産効率がアップして、
あなたも相手も周りもみんなハッピーになりませんか。


そのためには、

・短いレビュー時間ですむにはどうしたらいいのか?

・もっと、早い時間で打ち合わせが終わるには
どうしたらいいのか?

相手が、ネチネチ言ってくるタイプであれば、
・ネチネチを交わすための地雷原はどこにあるだろうか?


というような、相手との共有時間の短縮化・効率化について、
考えてみてはどうでしょうか。

 

そして、相手に提案してみましょう。
見る目変わりますよ

 

さっそく、どんなことを行いますか?

 

2019年になって感じた事

一発目が、「時間」をテーマにしたというのが、
いかにも筆者らしい一面でした。

当時は、働き方改革というのもなく、
残業も今より多くするのが当たり前。
深夜や休日出勤も普通に行われていた時でした。

当然、ダラダラ残業していたわけではなく、
やらなければならないことを一生懸命やっていたのですが、
時間が全くなくてより効率化を求められていたタイミングです。

 

新人といえども、甘えは許されない状況で、
そのような中で、新人の自己を出すにはどうしたらいいだろうか?
と、考えていたと思います。

時間は有限。というのは、痛切に感じます。

仕事を効率よくやり、空いた時間で別の仕事をしたり、
遊んだりしようと思うのは、
今でも変わっていませんね。

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