何でもいいので得意分野を活用する
前回の続きの、
「自分の得意分野を活かすことでどういうことが起こるか」
という話ですが、
具体的な事例についてお話いたしますね。
僕が、会社に入った頃、今まで電話だけだった携帯電話に、、
i-mode機能が付加されるようになりました。
当然、(今ほどではありませんが)機能が複雑になり、
どのボタンをおせばどういう効果があるのか、
説明書を見ないとわからないということも、
良くありました。
そういう、携帯電話の操作で苦心している先輩方に、
「このボタンを押せば、簡単ですよ」
というように、”歩く説明書”の立場を、
やってみたのです。
こんな説明を、2、3人にしてみたところ、
たいした知識を持っていなかったのに、
「あいつは、携帯電話の操作に慣れている」
と言う評判になり、
「携帯電話で何かあったら、あいつに頼めば何とかしてくれる」
という状況になりました。
当然、すべての問題に解決することができるわけではありませんが、
新人でありながら、業務云々でないにも関わらず、
僕の存在価値を認めてくれたわけです。
自分の存在を人に気づいてもらえる方法は、
いくらでもあります。
携帯電話の知識や、雑学以外にも、
いろいろと・・・・。
そんな行動に、気づく人は気づくのです。
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